猫コラム

猫の生態

猫の鳴き声が教えてくれること

公開日:2026/8/4

「ニャー」は人間へのメッセージ

成猫が「ニャー」と鳴くのは、実はほぼ人間に向けたコミュニケーションだとされています。 猫同士のやりとりは、においや体のサイン、低いうなり声が中心で、 成猫が他の猫に向けて「ニャー」と鳴くことは多くないとされています。

子猫は母猫に向けて鳴きますが、成長するにつれて鳴き声は人間とのコミュニケーション手段として 発達していくと考えられています。野良猫は人に慣れているほど鳴き声が多くなる傾向があります。

鳴き声の種類と意味

「ニャー(短く)」→ 挨拶・要求

ごはんが欲しい、遊んでほしいなど、何かを求めているサインです。

「ニャーン(長く伸ばす)」→ 強い要求・不満

短い鳴き声で伝わらないときに、より強く主張しています。

「ゴロゴロ(喉を鳴らす)」→ 満足・安心、または自己鎮静

リラックスしているときだけでなく、ストレスや体調不良のときにも出ることがあります。自分を落ち着かせるための行動とも考えられています。

「クルルル・トリル(鳥のような声)」→ 友好的な挨拶

親しみのある相手(人や猫)に近づくときに出す、嬉しそうな鳴き声です。

「カカカ・チッチッ(歯をかちかち)」→ 狩猟本能の興奮

窓の外の鳥や虫を見つめながら出す、独特の鳴き声。捕まえられないもどかしさとも言われています。

「シャー・フーッ」→ 警告・恐怖

これ以上近づくなというサインです。無理に触ろうとすると引っかかれる可能性があります。

野良猫はあまり鳴かない?

人に慣れていない野良猫は、人間に向けて鳴くことが少ない傾向があります。 逆に、地域の人に長年世話をされてきた猫は、人を見るとよく鳴く「おしゃべりな子」になることもあります。

野良猫が近づいてきて鳴いたなら、それはその猫にとって特別なサインかもしれません。

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